ポルトガルとは歴史的に繋がりもある天草で、南蛮由来お菓子を提供する「えすぽると」の店内装飾に、20枚組のリスボンの路面電車のデザインの組タイルをお使い頂きました。
ポルトガルの伝統菓子には卵黄がたっぷり使われており、それがお菓子の色にも表れます。それにピッタリの黄色が鮮やかな組タイルで、お菓子の色ともコーディネートされたタイルです。
店主様とタイルの柄について打合せをした際、店のイメージや商品のお話を伺い、この組タイルのイメージがピッタリだと感じました。高さもある広い白壁、ポルトガル由来のお菓子、天草・・・、そういったお話から、白壁の建物の傍を通り抜ける路面電車、お菓子の黄色、天正少年使節団が上陸した広場、と繋がっていき、この組タイルをご紹介しましたところ、大変お気に召され、採用を決定していただきました。
今回ご使用頂いたデザインは、縁柄部分も丁寧に描きこまれたもので、制作を担当したアーティストのベルナデッテもイチオシの作品です。
天草飴工房『えすぽると』
熊本県天草市佐伊津町2140-8
Tel.0969-23-6827