アズレージョ(ポルトガルタイル)の本領発揮、ともいえる作品が出来上がりました。
(ご要望)
・自宅の新築を記念してアズレージョで自宅を描いてほしい
・愛車のプジョーも描き入れてほしい
・額装してほしい
まずは完成品をご覧ください。
ポルトガルでよく見かけるスタンダードなスタイルとは違って、写実的に臨場感あふれるハイクレードな手法で制作させて頂きました。
制作にあたり、まず、K様から元の絵となる建築時のパース、その構図どおりに撮影した画像を複数枚送っていただきました。また、「リアルに描いてほしい」というご要望のプジョーも実際に描く構図どおりの角度から撮っていただきました。
これらを材料にデザイナーが描いていきました。
下はK様のプジョーの部分です。忠実に再現する為、車の型番もお伺いし、ネットでも車の事を調べて作画に活かしました。
ブリックタイルの部分の絵付けは趣向を凝らしています。手作業で釉薬をやや厚めに塗って、絵画の中に描かれたブリックタイルの目地通りに細い溝を入れてわずかに立体的になっています。指で触れるとわかるのですが画像では伝わらないのが惜しいです。
ここでもう一度、作品をじっくりご覧ください。
電線など見栄えが良くないものたちは排除して絵画として美しいものにアレンジしました。
また植物たちもご新築でまだ育ち切っていないのですが、育った後のように大きく描きこみ、バランスを整えました。
陰影、奥行き感、臨場感、繊細な筆遣い、大変豊かな表現になっています。
さて、額縁の制作はタイルが日本に届いてから実物を元に丁寧に採寸し、額縁屋さんに作っていただきました。額縁のデザインはいくつかの候補の中から青が映える白を、K様がお選びになりました。
タイル貼りはプロの職人さんにお願いしました。
完成!
額を吊るコードやピクチャーレールも当店でコーディネートいたしました。
取付は建物の施工業者さまが担当。
お客様と各業者さまの連携プレイでお届け・取付まで無事に完了することができました。
納品から季節が変わる頃、K様からお便りがとどきました。
「昨日、ハウスメーカーの担当営業、課長、インテリアコーディネータの方を招いてホームパーティーを開き、アズレージョをお披露目しました。皆さん、初めてみるアズレージョに「素敵ですね」と感嘆されていました。」
とても嬉しいです!
お客様、関係業者様のご協力がものを言います。とてもよいコラボでした。
K様、皆さま、ありがとうございました。