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2020年12月17日木曜日

東京都K様邸

玄関の装飾に使いたいとの事でご利用頂きました。

和風、あるいは東洋の雰囲気も感じる置き物と見事に調和しています。

アズレージョ(ポルトガルのタイル)は長い歴史の中で様々な地域の文化とフュージョンしていますから、意外に私たちの身近な小物たちとも相性が良いのです。


ご採用頂いたのは連続パターン柄のパドラォンPD-A121です。



対面には同シリーズのPD-A30を。


柄の貼る向き(パドラォンは貼る向きによって2種類の柄が作れます)や貼る位置などは全てK様がお考えになりました。
パドラォンシリーズは、ポルトガルでは屋外や室内でも広い面積で使われることが多いのですが、このようにボーダー使いで部分的に飾るとかえって柄が引き立ちますね。

ボーダーの貼る高さもポイントです。特に玄関は家族の荷物や小物などモノをたくさん置いて雑多な印象になりがち。でもそれも計算なさったのだと思います、目線より高めというだいぶ高い位置にタイルを持ってくることで物と干渉することなくすっきりとモダンな印象は維持したまま。


タイルの下におしゃれなアイアンや木製のフックを取り付ければ、コート、傘、バッグetc、"魅せる収納"としても壁を活かせます。

日本の住宅は玄関スペースが狭いことも多く、デザインと機能(使い勝手)の両立にお悩みの方も多いはず、こちらのK様邸の例は大変参考になると思いました。
K様、すてきなアイデアをありがとうございました。